【衝撃】エホバの証人なぜ輸血できない！？虐待も問題に！？

「エホバの証人」は、世界中で活動するキリスト教系の宗教です。

教団の信者は、怪我をして輸血が必要でもそれが出来ないみたいです。

信者の子どもは虐待されているようですし、かなりやばい宗教みたいですよ。

この記事の内容

光威

どういうことなんだ……

「エホバの証人」輸血禁止！？なぜなのか？？

「エホバの証人」では輸血を禁止しています。

その理由は、聖書に「血を避けるべき」とした記述があり、それを根拠にしているのです。

「エホバの証人」ではこの記述を「輸血をおこなうことで神との関係が悪くなる」と解釈しています。

そして、今後の人生は「無意味な生活」「死より悪いものがもたらされる」と考えているのです。

過去の事例では「輸血拒否」により。信者の子どもが亡くなった事例もあるといいます。

光威

信仰は自由だと思いますが、助かるはずだった命が助からないのはつらい事ですね…

輸血拒否をめぐっては1992年に「エホバの証人輸血拒否事件」というものが発生しています。

この事件は、輸血を拒否していたエホバの証人の信者が、手術の際に無断で輸血されたとして、輸血をおこなった「医師」「国」に対して損害賠償を求めて裁判沙汰になったものです。

この裁判は最高裁判所までもつれ、輸血拒否や自己決定権について争われた前例として司法の場で参考にされています。

ちなみに裁判では、患者側の意見の一部が認められ、「医師」と「国」に55万円の支払いを命じる判決が下されることとなりました。

患者Aはガンであった。
Aは輸血なしで手術したことがある医師・病院を探し、これを見つけた。
病院側はなんども「ほんとうに危険な場合は輸血する」と伝えたが、Aは「できません」と言っていた。
Aの病状を検査したところ、Aの腫瘍は手術中に大量出血にいたる可能性がある見解となった。
病院側は「輸血せずに患者を死なせたら、病院側が殺人罪になる」と伝えたが、Aは「輸血されるなら死んだ方がマシ」と答えた。
Aは家族と「手術の際、輸血しなかったことが原因により何かがおこっても、病院側に責任を追及しない」といった書面を作成。それにAは署名した。
手術前、医師にAは書面を提出。これを病院側は受け取った。
Aに対する手術がおこなわれた。腫瘍を摘出した時点で、やはり大量出血がおきた。
病院側は輸血しないとAの命が危ないと判断し、輸血をおこなった。結果手術は成功した。

MEMO

手術をおこなった「東京大学医科学研究所附属病院」では、輸血のほかに救命手段がない場合は「患者および、その家族の許諾を得ずに輸血を行う」相対的輸血拒否という方針をとっていた。Aが治療を拒否することを恐れ、病院側が相対的輸血拒否の方針をAに伝えなかったことがのちに問題となった。

MEMO

上記の主張により、Aは「医師」「病院」「国」にたいして、裁判をおこなった。

裁判所は、一審の判決を変更し、原告（患者側）の主張を認め、「医師」「国」に55万円の支払いを命じた。
エホバの証人の信者が全員、病院の方針を説明したうえで輸血を拒否するとは限らない。病院側はいちども明確に輸血の可能性があると事前説明していない。といった理由で、病院側の説明に問題があったと結論付けた。
上記より、医師の説明義務違反および、国の使用責任を認めた。
「医師」「国」は判決を不服として上告した。